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zoom RSS オールモスト・フラットヘッドの秘密(予告)

<<   作成日時 : 2011/07/22 12:28   >>

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先ほどコメント欄でもふれましたが、以前お約束した、オールモスト・フラットヘッドに関する記事にようやく着手し始めました。でも、まだ完成にはしばらく時間がかかりそうなので、さわりだけちょこっとご紹介しておきます。


最近このブログを読み始めて、「オールモスト・フラットヘッドって何?」っていう方がいらっしゃるかもしれませんね。(常連さんでも、どれがどのリムだか分かりにくいという方もいらっしゃるかも) トニー・パスが世に送り出したリムを順番に並べておきます。

1.ロストティンバー(五大湖の底に眠っていた北米原始林)のメイプル製ブロックリムを開発

2.ロストティンバーのバーチ製ブロックリムを開発
   (これ以降は、ほぼ100パーセント、バーチ製です)

3.スカート部の内壁を削り、リム内の容量を大きくした「シンスカート(ThinSkirt)」デザインを考案
   (1、2のリムに採用)

4.金属製トーンリングの代わりに木製ブロックを1層足した、一体型のリム「ウディ」を開発
   (アーチトップ、フラットヘッドの2タイプ)

5.手頃な価格でコストパフォーマンスに優れたTPSリムを開発
   (こちらはThinSkirtではありません。以降、TPSと区別するために、2+3のリムを便宜上「レギュラーリム」と呼んでおります。)

6.「ウディ」の進化版、「オールモストフラットヘッド・ウディ」を開発


。。。というのがこれまでの流れです。


「まだ、ややこしくて分からない」とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、いつか、またまとめてご紹介したいと考えておりますので、それまでしばらくお待ちくださいね。



さて、本題に戻って、これからこのブログでお話しようという「オールモスト・フラットヘッド」は上記の6で、すでに開発されていた4のウディ(フラットヘッド、アーチトップ)を進化させた、ウディ・タイプの集大成ともいえるリムです。4のウディもアメリカで高く評価されていましたが、いわば、両方のいいとこどりをしたのが「オールモスト・フラットヘッド」で、「アーチトップでもあり、フラットトップでもある」リムなんですよ。



その開発に着手するきっかけについて、トニー自身がこう語っています。


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2006年のIBMAの時、フラットヘッド・ウディを使ったバンジョーと、アーチトップ・ウディのバンジョーの両タイプを、僕たちのブースで展示したんだ。

どちらも大好評だったんだけど、IBMAの1週間が終わりに近づく頃、とても興味深いことが起きた。フラットヘッドよりアーチトップのほうがいいと言う人が多くなったんだ。皆の意見によると、アーチトップ・ウディのほうは(フラットヘッド・ウディに比べて)音のクリーンさとクリアさが少々勝っていて、一方、フラットヘッド・ウディのほうは低音が(アーチトップ・ウディよりも)勝っていた、ということだった。

IBMAの終了と共に、僕は新しいプロジェクトに取り掛かった。それは、(アーチトップ・ウディの)クリーンでクリアな音と、(フラットヘッド・ウディ)の低音を、1つのリムで実現する、というチャレンジだった。


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では本編を楽しみにしていてくださいね〜!!



オールモスト・フラットヘッドに関連する過去記事

・ ほとんど平頭
・ オールモスト・フラットヘッド(2)
・ イベントが無事終了しました!



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コメント(4件)

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1〜6の流れがあって、各々製品としては成熟した物に見えるが、それを作るプロセスは決してありきたりではない職人技があり、そこに戦闘的な職人像を見ることができます。開発途上が楽しみです。
こばやし
2011/07/22 17:53
なーるほど、それであの高音の幅の広さと伸び、そして低音の程よいバランスが出来たのですね。

2011/07/22 20:22
こばやしさん

それまで楽器業界とは全く無関係なところにいた人が、いきなりスゴいリムを携えて登場し、その後も次々と優れたリムを世に送り出してくれました。

10年ほどの短い期間で、バンジョー作りの世界に、これほど大きな貢献をしてくれた人は、そう多くはないのではないかと思う今日この頃。。。 

2011/07/23 10:37
稲さん

私もトニーの開発コンセプトを知った時、「な〜るほど」と思いました。私も、展示会に来てくださった方も、アーチトップ・ウディの音は聞いていないわけですが、これを読めば「なるほど。あの高音が、たぶんトニーの言っているアーチトップの音の特徴なんだな」って納得されることでしょう。





2011/07/23 10:43

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