デザートローズ・バンジョー

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zoom RSS イベントが無事終了しました!

<<   作成日時 : 2011/05/24 15:41   >>

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週末に開催されたTOKYOハンドクラフトギターフェス2011が、おかげさまで無事終了しました。錦糸町の会場まで足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。


今回、初めて展示会へ顔を出してみて、皆さんと直接お顔を合わせてお話ができ、また、バンジョーを弾いた皆さんの反応を直接感じることができて、非常に有意義で楽しい時間を過ごさせていただきました。


イベントに来られなかった方々のために、イベントの様子を少しご報告しておきますね。


まず面白いなぁ〜と思ったのは、同じバンジョーでも、弾き手によって、全く別物になるということ。以前、万丈童子さん主催の里美でのイベントにデザートローズバンジョーを1本持って伺ったときにも、弾き手によって全く違う印象になることに驚いたのですが、今回は、3本持っていっていたので、それぞれが弾き手によって全く別物のように聞こえて、すごく面白かったです。(バンジョーが何本あるんだぁ、って感じ)


改めておさらいすると、今回は、以下の3本を持っていきました。


1.ワイルドローズ(ウォルナット、ブログで紹介した、直前に仕上がった新作です)
2.シルバラード(マホガニー、新作。オールモストフラットヘッドのウディ)
3.ワイルドローズ(メイプル、去年のイベントに合わせて作ったもので、ちょうど1年経っています)

同じ時間帯にいっしょになられた方同志、3本を代わる代わる弾かれたり、その感想を話し合ったりなさるのですが、興味深いのは、「これが1番いい音してるね」とほぼ意見が一致するバンジョーが、それぞれ異なったことでした。


土曜日の早めの時間帯にご来場くださった方々には、1年経過した3番のワイルドローズが圧倒的に好評でした。去年も弾いてくださった方もいらっしゃり、「去年とは全く別物」と驚かれていたのが印象的でした。そして、確かに、その時には私の耳にも、このバンジョーが一番いい音だなという感じでした。


しかし、2番目の時間帯では、2番のシルバラードが断トツ人気でした。 「先ほど見えていらっしゃった方々には、1年経ったワイルドローズが好評でしたよ」と言って弾いていただいたんですが、「やっぱり、こっち(シルバラード)のほうがいい」との感想で、確かに、その方が弾かれるとシルバラードのほうがいい音だったんです。「あれ? ワイルドローズ、さっき、もっといい音してたよな」って首をかしげて聞いていました。(笑)


そして、土曜日の最終グループに居合わせた方々の間では、新作のワイルドローズ(ウォルナット)が1番人気。で、これまた、このときには、組み立てたばかりなのにも関わらず、確かにこのバンジョーがとてもいい感じで、「ウォルナットバンジョーっていいね」って音だったんですよ。(笑)


これまで『人によって、音の好みはそれぞれ。気に入るバンジョーもそれぞれ』と思ってたんですが、今回、いろいろな方が弾いてくださる3本の音を2日間聞き続けて、私なりに感じたことがありました。


それは、「気に入るバンジョーがそれぞれ違うのには、ちゃんと理由があったんだ」ってこと。だって、その方が弾くと、そのバンジョーが他の2本よりもいい音(聴いてて心地いい音、っていったほうがいいかな?)がするんですもん。そして、別な方が弾けば、また別なバンジョーが他の2本よりもいい音がする。。。 私は内心、とても驚いてました。



さてさて、会場には来れなかった方も、オールモストフラットヘッドのウディに興味を持っていらっしゃることでしょう。これに関しては、これから話題に取り上げる機会が増えそうな気がします。というのも、土曜日の中盤以降、皆様からヒジョーに高評価をいただきました。(2日間で、どんどんと音が変わっていったので。。。)


思わず笑っちゃいましたが、シルバラードを手にすると、即、10人中10人がもれなく 「おっ、軽い!」と驚かれる。(笑)


そして、弾き始めてすぐに「えっ?」という驚きの反応。そしてさらに弾いて、「う〜ん」とうなる方、「信じられん」という表情でマジマジとバンジョーを見られる方。。。


先ほども書きましたように、お見えになった時間帯によっても、(音が変化中だったので)もたれた印象が異なるかもしれません。でも皆さんに共通していたのは、スコットが言っていたように、「トーンリングが無いとは信じられない」というご意見でした。


ディアリングのジョン・ハートフォード・モデル(通常のリムの上に、ローズウッド製のトーンリングがついている)を実際にお持ちの方もいらっしゃいましたが、「木製トーンリングと言っても、全然違う」と驚かれていらっしゃったのも印象的でした。これについていは、スコットも、トニー・パスのウディは、他の木製トーンリングとは別次元のものだいうことを理解してほしいと言っています。あの音は、

1.素材がロストティンバーであること
2.シンスカート・デザインであること
3.オールモスト・フラットヘッドというデザインであること


この3つが生み出している音だそうです。


土曜日にシルバラードを弾き始めて数秒で「ええっ?」と驚かれ、少し弾いては「う〜ん」、また少し弾いては「う〜ん」とうなられていた(笑)方が、日曜日のイベント終了間近に再びお越しくださり、1晩で考えられたというカスタムバンジョーの仕様を見せてくださいました。もちろん、ウディを使っての1本です。1晩でパーツなどの仕様を決められたということに驚きましたが、それほどウディが衝撃的だった、とのお話でした。


良い音を求めて新しいトーンリングを次々に試してきた方にとって、これまでの考えが180度変わってしまう、頭をリセットしなけれければいけないようなリムだという感想もいただきました。


それと、イベント期間中、ちょこちょこ金属パーツを磨いて気づいたんですけど、磨きにくいトーンリングが無いっていうのは、メンテもラクよ〜ん。(笑) 「トーンリングとリムのフィットは、きつめがいいのか、ゆるめがいいのか」なんて悩みからは解放されるし。(爆)


冗談はさておき、皆さんからもっとさまざな感想をいただきましたが、(誤訳があるといけないので、)私の言葉を通してではなく、皆さんご自身の言葉で感想を聞かせていただけると嬉しいです。ウディの実力がどれほどのものか、気になっている方は大勢いらっしゃると思うので。。。



イベントでの紹介に踏み切った私たちとって、期待以上の反応。

ブログで読んで興味を持って来てくださった方にとっても、期待以上のパフォーマンス。

オールモスト・フラットヘッドのウディ。。。 この先が非常に楽しみです。



あっ、もう1つ思い出した!  これも新しく導入したものですが、「ウッド・バインディング」。おかげさまで評判良かったです。シルバラードのインレイも、実際に見ると画像よりすごくいい、と言っていただきました。ありがとうございます。


最後に。。。


複数の方がお見えでじっくりお話できなかった方、他の方とお話している間に帰られてしまってお礼もさよならも言えなかった方、また、(照れくさいのか)ちょこっとだけ弾いて帰られてしまった方。。。 わざわざお越しくださったのに、十分なことができずに心残りで申し訳なく思っています。でも、来てくださったお1人、お1人に、心から感謝しています。本当にありがとうございました。









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コメント(14件)

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スコットさん、Rさん
ありがとうございました!お疲れ様でした。
ウディーに対する私の分析結果です。
@重量が非常に軽い(ー1.5Kgだそうです)
A音量も決して少なくない(弾いている内に、だんだん大きくなってきて、私のプリウォーTB3と同じくらいな音量と感じました)
B高音の伸び、幅、ブリリアントさが申し分なく、これは他の2本より抜き出でて優れていました。
C弦のテンションが他の2本より低く感じ、とても弾きやすかった。(ネックがすこーしだけ短かったせいかも)以上とりあえず、この位にしておきます。

2011/05/24 16:14
稲さんは、2日目にいらっしゃっいましたが、スコットが前日より音がroundでfullerになったと言ってました。さらにイベント終了間際には、よりsolidな音になってきたって言ってました。

2011/05/24 16:27
イベント会場からバンジョーの音色が聞こえてくるようなレポートの中でシルバララードのウディ・トーンリングとバインディングが新しいバンジョーの流れになって行くような雰囲気が感じられます。
こばやし
2011/05/24 17:55
私が思っていた以上に活気があったイベントの雰囲気が、少しでも伝われば嬉しいです。

今回はシルバラードにウディ(オールモスト・フラットヘッド)を採用しましたが、もちろん、どのモデルでも可能です。ブルーグラス・バンジョーとしても十分使えるレベルの木製トーンリングとしてはおそらく唯一のものではないかと思いますし、人によっては金属製トーンリングのあるバンジョーの音よりも好きだとおっしゃっていたので、非常にユニークな選択肢が登場したといえそうです。
R
2011/05/24 20:04
ウッディートーンリングのバンジョーは少し柔らかい音でとても気に入りました。アーチトップだと少し硬くなって音量が少なくなる傾向でしょうか。本当の皮のヘッドを張るわけではないので、アーチトップである必要は無いのですが、形として次はアーチトップがほしいと思っています。
M
2011/05/24 23:55
なんとも贅沢な時間だったようですね。3本のバンジョーをいろいろなピッカーが弾き比べ、それを横で聞いているだけでも一日楽しめそうです。

ほんと、同じ楽器でも弾く人次第でぜんぜん違うキャラクターになりますもんね。

2011/05/25 00:13
弾き方や使用するフィンガー・ピックの種類によって、良い音がするバンジョーは変わってきますね。例えば、強く引っ張って弾くタイプと優しく弦を弾くタイプ。ピックでは、NATIONALかサミー・シラー等の種類によって。ショウの当日、私は今使用しているすべてのフィンガー・ピックを持って行って、弾かせて頂きました。

2011/05/25 06:54
Mさん

ご来場どうもありがとうございました。

>アーチトップだと少し硬くなって音量が少なくなる傾向でしょうか。

基本的に、そのとおりだそうです。

ウディが発売された当初、IBMAで“組み立ててまもない”フラットヘッド・ウディと、同じく“組み立ててまもない”アーチトップ・ウディを弾き比べたアメリカのプレーヤーの間では、どちらかというとアーチトップのほうを好むことが多かったそうですが、時が経ってバンジョーが成熟してくるとフラットトップのほうに傾く人が多かったそうです。

その結果を受けて、トニーはフラットトップ・ウディの可能性をさらに追求し、今回ご紹介した「オールモスト・フラットヘッド」というデザインに至ったそうですよ。

R
2011/05/25 11:04
松さん

楽しくて、あっという間の2日間でした。

松さんが興味を持たれていた軽さの件は、上でも書きましたが、「軽いはず」という先入観を持って手に取られても、皆さん、「おぉ〜」と驚かれてましたよ。何も知らない方が持ったらどんな反応を示されるか見たかった気もしますが、全員ブログでご存じだったようで。


2011/05/25 11:13
稲さん

ほんとに変わりますよね〜。稲さんがピックをとっかえひっかえ弾いていらっしゃるのを、しかと見てましたよ。

2011/05/25 11:17
Mさん
今迄のアーチトップは、確かに音が硬めで音量も少し減少する方向にありましたが、NEW−ARCHTOP(スコットさんに作って頂いた全く新しいコンセプトのアーチトップ)は、低音もすごくリッチで、高音の伸びも素晴らしく、どちらかというと全体的に柔らかなキラキラした感じの音で、音量的にも決してフラット・ヘッドに引けを取らないと感じています。ぜひ一度お試し下さい。今、私のチーフ・バンジョーはこれです。

2011/05/25 15:36
誠に深い 興味深い 羨ましい 二日間!!
柴又
2011/05/25 21:10
柴又さんにも、ぜひ試奏していただいて、どんな感想をもたれるかお聞きしたかったですよ〜。
R
2011/05/25 21:27
Rさん 稲さん
コメントありがとうございました。とても参考になります。
M
2011/05/25 23:11

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