デザートローズ・バンジョー

アクセスカウンタ

zoom RSS ギ○ソン・バンジョーの今・・・

<<   作成日時 : 2011/01/20 12:28   >>

トラックバック 0 / コメント 55

2009年から薄々分かっていたことなのですが、ギ○ソンはバンジョーの生産を完全にストップしているようです。




読まれた方もいらっしゃると思いますが、2009年8月に、私はコメント欄にこんな書き込みをしていました。



『G.....ファンの中にはご存知の方も多いと思いますが、ナッシュビルのOpry Mills Mallという大型モールに、G..... Showcaseという店舗兼工房があります。バンジョーやマンドリンは、全てここで製作されてきました。が、少し前から一掃バーゲンが行われており、9月24日、もしくは商品がすべて無くなれば終了だそうです。工房のほうはすでに閉鎖されてしまったようで、バンジョーやマンドリンの生産は行われていない模様。。。』



「行われていない模様」と書きましたが、実際には、ギ○ソンの外注や業界のネットワークからも直接話を聞いていて、 事実であるということは分かっていました。でも、肝心のギ○ソンが、バンジョー生産を中止すると発表しているわけではありませんし、HPでは相変わらずバンジョーも宣伝しているので、推移を見守ってきました。



でも、今日、バンジョー・ハングアウトの新スレッドを読んで、いよいよ一般の皆さんにも事情が明かされるようになったのだと知りました。


スレッドを立てた方は、ギ○ソンに補償の修理を依頼したところ、2週間後に、こういう返事がきたと、その文面を紹介されていました。


『現在、当社にはバンジョーのパーツが一切ありません。
去年の春の洪水で全てを失ってしまい、バンジョー部門は未だ稼動しておらず、今後の予定も全く分かりません。
私のほうで、ケンタッキー州ルイビルにありますFQMにバンジョー・パーツの注文を出しておきます。FQMからは当社も常にパーツを入手しており、お客様が必要なパーツはほぼ何でも揃っていると思います。
他にも何かお役にあてることがありましたら、お知らせください。』



どうやら、修理部門の方からのお返事のようです。原文は、こちらでお読みいただけます。



実際にはおととしの時点ですでにストップしていたので、去年の洪水云々は、まぁ。。。ねぇ。。。 (そこまで追求することもないですが)


      HPには今もたくさんのモデルが並んでいます・・・
画像

    

ギ○ソン・バンジョーがこういう状態になっていることを、悲しんでいる方も多いことと思います。誰にとっても大変な時代ですから、ギ○ソンも苦渋の判断をせまられたのは容易に想像できます。


ただ、少なくともバンジョーに関しては、リーマンショックよりもかなり前から、あまり力を入れてなかったような感じもします。2008年10月のコメント欄でふれていたのですが、バンジョーに関してお客様からクレームが多くなっていたそうです。


『でも、ギ○ソンのバンジョーに対するそうした姿勢は、随分前から品質に表れていました。10年ほど前から品質が落ち始め、特にこの5年間は加速的に品質が落ちたそうです。アメリカのギ○ソンディーラーの間では、最近の品質に対してジョークが飛び交っているそうです。(購入した人にとっては笑えないジョークだと思いますが) 詳細は語れませんが、1年前に輸入した新品のグラナダには、「これが、あのグラナダか?!」と驚くような問題がありました。(スコットは「ありえる話だ」と全く驚いていませんでしたけど。)ギ○ソンを最高のメーカーと信じてお買い上げになったお客様には、どうにも受け入れられない事実だったようです。』


いつかお話できるときもあるかもしれませんが、この問題のグラナダは、直接窓口となったお客様行きつけのお店と、FQMと、デザートローズ楽器の3者が、ギ○ソンに代わって問題解決(→ゴールドメッキのトーンリングを新しいものと交換)しました。それに関わる費用も、ギ○ソンではなく、3者が負担しました。横で見ていた私は、正直なところ、なぜこの3者で「ギ○ソン神話」の尻拭いをしなければいけないのか、首をかしげる部分もありました。(注) が、そのグラナダを買われたお客様にハッピーになっていただくことを最優先させた3者は、(私が言うのもなんですが、スコットも含めて)「いい人たちだなぁ」、と思ったりもしました。(お客様がこの事実をご存じかどうか知りませんが・・・)


   注:公平に語らないといけないので、ギ○ソンも少し
     擁護しておきますと、一般的に考えれば、必ずしも
     トーンリング交換が必要とは言い切れないケース
     でした。
     (マニアな方でなければ気づかなかったでしょうし、
     交換を望むところまでいかなかったと思います。)

     ただ、お客様が「あのギ○ソンが作ったグラナダ」
     に対して期待していたレベルではなかった、という
     ことなんだと思います。メーカーが合格と考える
     基準と、神話によって高められたお客様の期待が
     一致しなかったのです。(お客様は、工場出荷から
     お客様の手元に届くまでの間に、誰かがトーンリン
     グをすり替えたのではないかとさえ、考えられた
     ようです。

     同じ業界の人間としてギ○ソンの立場も分かるし、
     お客様の気持ちも分かるということで、3者が一肌
     脱いだ、というのが真相です。


もちろん、先のことなんて、1年後ですら分かりませんけどね。グレッグ時代に復活したように、数年後には再び高品質なバンジョー生産に着手するかもしれません。










月別リンク

コメント(55件)

内 容 ニックネーム/日時
そうかー、洪水が致命的になったのかーですね。(大義名分的にも)また、きっといつか復活するでしょう。(ニーズがあれば)

2011/01/20 16:44
スコットによると、洪水とは無関係だそうですが、それを理由にしたい気持ちはよく理解できます。

2011/01/20 17:00
技術の粋を集めて商品にする熟練の職人さんが居なかったのが最終的にはブランドそのもののステイタスを失う結果につながったとは残念です。
こばやし
2011/01/20 20:04
エレキギターが稼ぎ頭のメーカーにとっては、そこに人材もお金も最優先で投入しますからね。今は、ブルーグラス・マーケットどころではないのかも。。。

たぶん、ここ数年で最も売れているブランドの1つがRKじゃないかな〜と思うのですが、そのRKでさえ、販売元のAXLにとってみれば、総売上中のごくわずかだそうですから。


2011/01/20 20:49
ひょっとすると、バンジョーの芸術性(デザイン、音、骨董品性、希少価値性)は、決してメジャーになりえない所にあるのかも知れませんね。

2011/01/20 21:45
っていうか、マーケット的にはエレキギターがダントツで、誰も寄せ付けないってだけなのかもしれませんよ。

2011/01/20 22:04
寂しいですね。ギ○ソンが手を引いた以上、デザートローズのようなすばらしい製作者ががんばってほしいですね
ばくちゃん
2011/01/21 22:36
Rさん
グレッグ時代 非常に興味あります。ちなみに雲助さん「きたー」という感じになってきました。毎日遊んでもらって、変則ゲージでもいい感じです。
柴又
2011/01/21 22:46
ばくちゃんさん

すばらしいかは別として、バンジョー作りにまじめに取り組み、送り出すバンジョーに今できるベストを注いでいることだけは確かです。そういうメーカー(ビルダー)は、まだいくつもありますから、バンジョー・プレーヤーの皆さん、心配には及びませんよ。

R
2011/01/21 23:38
柴又さん

雲助、調子いいですか?! それは嬉しい! 先週末、雲助の弟(シリアルナンバーが近いんです)をセットアップしてお客様にお返ししたところなので、そういう情報は心強いと思います。

Sさん、これ読んでくれてるかなぁ。これからどんどん音が変わっていくと思いますから、心配は無用ですよ〜!



2011/01/21 23:44
「雲助さん」とは、一体どんなバンジョーなのでしょうか?また、変則ゲージとは?

2011/01/22 08:10
柴又さんならではの相棒たち(バンジョー)の粋な命名なので、分かりませんよね。ご本人に説明してもらいましょ。
R
2011/01/22 08:28
お恥ずかしい。
「雲助」とはR&T のBill Keith Classicのことです。アールデコの雲をデザインしたインレイから名付けております。変則ゲージとはBill Keith弦でして、ご存じのように.011 .011 .015 .022 .011という標準的なゲージとは変わっておりますので勝手にこう呼んでおります。結構おもしろい深みにはまってしまう「雲助」さんです。
柴又
2011/01/22 12:21
柴又さん
よーく分かりました。ありがとうございます。ところで、R&TのTはテイラーでしょうけれど、Rは何でしたっけ?011(1弦)はいいですねー。

2011/01/22 15:00
グレッグ・リッチのRでっせ〜。
R
2011/01/22 15:51
稲さん
私の記憶が正しければ、
マークテイラーさんとグレッグリッチさんです。

柴又
2011/01/22 15:53
BHOのギ○ソン・スレが意外にのびない。アメリカのプレーヤーにとって、今のギ○ソン・バンジョー生産停止は、その程度のインパクトしかない話題ということなのか。

。。。とTwitter風につぶやいてみたりして。
R
2011/01/22 16:32
ぼつぼつお店にもSTELLINGなども並び始めた若い頃は、やはりネームバリューだけでギ○ソンに憧れてましたね。ギ○ソンのRB800なんか高根の花でした。色々やってたら、なるほどということもわかりますし。でもギ○ソンの「柴又」は大好きです。
柴又
2011/01/22 18:26
幸せな相棒たちです。
R
2011/01/22 22:40
超一流ファクトリーの良いところは、元々はそのファクトリーしか供給できないパーツや製造技術があったからこそ、なのでしょう。でもパーツは高品質な供給元が新たに出現して、技術は新しい技術者を育てる製造ラインと指導・検品する責任者の高い技術力があってこそであったのにそれが失われた、そういう会社方針になっていたということなのでしょうか、と思います・・・残念です。
nao
2011/01/23 20:38
昔、メンバー限定サイトでふれたことがあるのですが、メーカーの製作現場についてスコットがこんなことを言っていました。

『多くの人たちが、楽器作りについて、こんなイメージがあるみたいだ。

年老いた小柄な熟練工が、ワークベンチに腰掛けて、道具を巧みに操りながら、1つ1つ誇りを持って丹念に作っている、みたいな。。。 

でも、実際には、大半の従業員たちにとって、食べてくためにやらなきゃいけない、単なる仕事でしかないんだ。』

3つのメーカーに勤め、6メーカーの工場を見てきたスコットの言葉ですので、説得力があります。 

ギ○ソンがバンジョーの生産をストップしたのはこれが始めてではないし、その後、戻ってきたのだから、今回も戻ってくるかもしれない。でも、今回は、これまでとは状況が違う、とスコットは言います。今は昔と違って、ステリング、サリバン、ヒューバー、ディアリング等々、高品質なバンジョーを、安定して提供している中・小メーカーやビルダーが数多くある。これは、ギ○ソンがかつて経験したことのない状況で、再開すれば前のようにいくというほど甘いものではないだろう、と言っていました。

もちろん、今も、あのロゴが重要というアメリカのプレーヤーは大勢いますが、その一方で、自分の目と耳で気に入ったメーカーのものを選び取るプレーヤーも多いというのが、アメリカの状況だそうです。

2011/01/23 22:34
スコットがBHOで話していたので、ここでも話してもかまわないと思いますが、2009年、ハイエンドのバンジョーを作るあるメーカーが、ギ○ソンのバンジョーを外注製作する可能性を模索していました。ちょうどIBMAでアメリカにいたスコットは、サンプルバンジョーを持って商談に向かうそのメーカーとパッタリ会い、本人から直接聞いた話なので、これは紛れもない事実です。結局、商談はまとまらなかったようですが・・・ (ハードケースの中を見せてもらいたかったそうですが、さすがにためらわれた、って言ってました。

BHOで、もし製作そのものが外注に委ねられることになったら、何を以ってギ○ソン・バンジョーというのか、なんて疑問が投げかけられていました。確かに。。。でも、スコット曰く、あの2009年に商談がまとまってたら、ギ○ソン・バンジョーの品質は間違いなく良くなったのに、って言ってました。

2011/01/23 22:53
スコットへ

「3つのメーカーに勤め、6メーカーの工場を見てきたスコット」と書いたら、あなたは「6メーカーなんてもんだじゃない」に反論しましたね。はい、はい、RKをはじめ、外部コンサルタントとして訪れたメーカーのことは忘れておりました。これでいいっすか?
R
2011/01/24 08:58
ひさしぶりにコメント数がすごいことになってますね。やっぱりギ○ソンってバンジョーにとっては特別な響きがあるのも確かですね。

私は、学生時代に弾いていたゴールドスター(東海製)から、初めてのアメリカ製のバンジョーに買い換えようとしていたとき、ちょうどグレッグ・リッチがギ○ソンを復活させたという時代だったので、運良く良い楽器を手に入れることができました。でも、逆に今ほど選択肢が無かったので、小さなメーカーや個人ビルダーの楽器が手にはいるようになってきた今とどっちがラッキーだったのでしょう?

2011/01/24 12:19
半分以上が私のつぶやきですけどね。

アメリカのプレーヤーは、新しく出てきたメーカーのバンジョーを実際に弾いてみることができますが、日本では(選択肢の広がった今でも)、名前を耳にしても実力は分からないので、選択肢が一部(昔、実際に店に並んでいたメーカーか、現代ならマーケット力のあるRKなど)に限られてしまうという側面はありますよね。最近は、ギ○ソンさえも日本に入ってくる正規ルートがなかったために、日本のプレーヤーの皆さんが問題と無縁でいられたというのは、何とも皮肉な話です。

グレッグ時代(彼がギ○ソンを去った後も、グレッグ時代を作ったある意味、真の貢献者である技術者たちが残っていた数年も含まれます)のバンジョーは、今、オーバーホールでお預かりしてもほとんど問題が見つからない良いものですから、それを手にされた松さんはやはりラッキーだったんですよ。

BHOを読んでいて心に引っかかったコメントの中に、高品質なバンジョーを作るという(かつのギ○ソンの)伝統を引き継いでいるメーカーがいてくれてよかった、という主旨のものがありました。なかなか深イイ話です。

2011/01/24 13:30
今、私がまさにラッキーだったと思えるのは、1997〜8頃にスコットさんと知り合えたことです。(最初は電話を頂きました)これも、その偉大なメーカーの凋落があったからでしょう。

2011/01/24 19:56
そんなふうに言っていただけると光栄です。まだスコットが会社勤めをしていて、夜遅くに、睡眠時間を削ってバンジョーを作っていた頃のことですね。

2011/01/24 20:08
そうです!初めて作って頂いた「ハレルヤNO1」は、何と1年と数カ月かかりました。(それも毎日作業をして頂いて)正にお宝です。

2011/01/24 20:50
インターネットもほとんど普及していなかった20年前、アメリカに手紙を書いてカタログを取り寄せたりしていた頃を思い出します。あの頃はメールオーダーと言ってもemailじゃなかったですね。

良い楽器を求めることは、プレーヤーの何よりのニーズですから、それに応えてくれるビルダーがいてくださることは本当にありがたいことです。

2011/01/25 10:55
>良い楽器を求めることは、プレーヤーの何よりの
>ニーズですから、それに応えてくれるビルダーが
>いてくださることは本当にありがたいことです。

その意味では、ギ○ソンが生産を休止(?)しても、プレーヤーの皆さんが心配する必要はないと思いますね。

ただ、ちょっと気がかりなのは、皆さんが名前を思い浮かべるようなビルダーって、みんな高齢化しつつあるんですよね。 サリバンのところのように、息子さんが後を継ぐケースは少ないんじゃないかなぁ。。。 営業権を売ってリタイア、というメーカーもそう遠くないうちに出てくると思うのは私だけ???

R
2011/01/25 11:08
サリバンに、はじめて手紙を出したのは確かS52年位かと思います。当時購入していたPICKIN’というBGの月刊誌の一番後ろのペ−ジにFIRST QUALITYの広告が出ており、TOM MORGANの紹介ですと、手紙をだしたのが最初でした、つくづく惜しい方を亡くしたと悔やまれます。
益田 頓
2011/01/25 21:56
息子さん2人にとっても、ブルーグラス・コミュニティにとっても、大きな損失でしたね。FQMの噂を耳にするたびに、もしお父さんが今も生きていらっしゃったら、この時期、どんなふうに会社の舵取りをなさっていただろうかと考えずにはいられません。

トム・モーガンさんといえば、つい先日、スコットが捜し物の最中に、トムさんの書いたGibson Banjo Information (Revised 1990)をみつけて、私にくれました。ちょうどこれから読もうと思ってるところです。

2011/01/25 22:22
的はずれなお話しで申し訳ございません。
70年代にブルーグラスというジャンルに触れ圧倒されました。もちろんBJです。その頃、私が育った田舎のどんな楽器店にでもピアレスのBjが置いてありました。今、どんな楽器店にもアコギ、エレキが適性価格?で置いてあります。しかしBjは....
流行に流されずルーツを大切に守って頂いている先人の方々に感謝です。
柴又
2011/01/25 23:07
まだ皆さんがお若くて、アメリカ製バンジョーには手が届かなかった当時、ピアレスのようなバンジョーを作ってくれているメーカーが国内に存在したというのはありがたいことだったでしょうね。皆さんからいただくメールでも「当時はまだ学生だったので、ピアレスを購入し・・・」といったことが書かれていることが少なくありません。

> 的はずれなお話しで申し訳ございません。

本線から逸れようが、Uターンしようが、一向にかまいません。 ここではどうぞご自由に走ってください。

2011/01/26 12:08
私は、高校1年の時に同級生のお兄さんが持っていた「ナルダンのロング・ネックバンジョー」を1万円で譲って貰い、とうとうあこがれのバンジョーを手にしたのでした。

2011/01/26 19:55
稲さん
今思えば、ナルダンは当時、ヘッド、リムなど画期的だったと思います。今では私の母親も大正琴で愛用しておりますが。私は、ちなみに最初がお鍋みたいなピアレス。いつも遊んで頂いておりました。あこがれのバンジョー。
柴又
2011/01/26 22:50
柴又さん
えっー、まだナルダンは存在していたのですね。
大正琴ですか!
ナルダン・バンジョーが、そんな画期的だったとは知りませんでした。何かとても良い気持ちです。

2011/01/27 08:11
続報です。

ギ○ソン・マンドリンもバンジョーと全く同じ状況のようです。上記でリンクしたBHOのスレッドで、マンドリン修理を依頼した人がギ○ソンからの回答を紹介しています。

回答に納得できず、さらに上の人に回答を求めて、計3回問い合わせをしたそうですが、最終的な回答(マンドリン部門の責任者)は、バンジョーと同様、「洪水以来、パーツがありません。申し訳ありません。もしパーツがあれば、喜んでお力になるのですが。FQMで購入なさってください」という内容だったとのこと。

2011/01/27 10:06
マンドリンもですか。
バンジョーが商品として、世に出てから、もう80年になろうとしているが、最も優れたバンジョーが作られたのが1925年〜30年頃のマスタートーン・モデルと言われているのにギ○ソンでは技術を継承してこなかったのが不思議なくらいです。その結果ブランドそのものステイタスを失うし、ブランドにとって決していいことではないんでは........。スコットさんのようなビルダーに頑張ってもらうしかありませんね。
こばやし
2011/01/27 19:14
やっとネットが開通しました。

それにしてもギ○ソンは、パーツよりも職人さんがいなくなってたりして???なんて思ってしまいます。

2011/01/27 22:09
私が、この音楽に触れた時点でギ○ソンはどうかな?という話も出てましたっけ。ギターならマ○チンの方が、もしくは国産の○○○かビルダーか....
稲さん
ナルダンの当時の担当者の方のお話を聞いたことがあります。
・積層合板での木胴の製品化
・東洋レーヨンが開発したプラスチックヘッドの採用
はナルダンさんが初めてということが印象に残ってます。
柴又
2011/01/27 23:27
こばやしさん

そーなんですよ。2009年8月のコメントでも書いたとおり、マンドリンもそういう状況だということは耳に入ってはいたのですが、購入者がギ○ソンから、そういう正式回答をもらったということは、もう公の事実ということですね。

スレッドに書き込まれたコメントの中には、ナッシュビルのギ○ソンストアで聞いた話として、「バンジョー生産は再開されないと思う」ということだけでなく、「アコースティックから撤退&エレキギター生産の能率化をはかっている」とも言っていた、というものがありました。会社からの正式コメントではないので、言葉通り受け止めていいかは分かりませんが、今後の推移を見守っていこうと思います。

>ギ○ソンでは技術を継承してこなかったのが不思議なくらいです。

今、日本のどの会社でも、団塊の世代の退職後のことが心配されています。技術や知識、さらには精神の継承は、言葉でいうほど簡単ではないのだろうと思う今日この頃。。。

>スコットさんのようなビルダーに頑張ってもらうしかありませんね。

ほとんどの個人ビルダーや極小メーカーは1代限りで終わりだと思います。ふと「一体、皆、いくつなんだろう」と思い、と少し調べてみたら、ステリングなんかももう67歳なんですよ。若く見えるんで、ビックリ!(スコットも、自分より2,3歳上なくらいだろうと思ってたようです) 今頑張っている個人ビルダーや小メーカーが居なくなった時が、ギ○ソンが戻ってくるタイミングかもしれません。

2011/01/28 10:37
松さん

松さんのネットが開通するのを、私もお待ちしておりました。 

>パーツよりも職人さんがいなくなってたりして???

社内の別部門に移されて働いている人もいるでしょうし、辞めた人もいるでしょうね。事実、バンジョー生産のマネージャーだったという人は、別な会社で雇用されました。

2011/01/28 10:51
柴又さん、稲さん

ナルダンというのは初めて聞きました。(スコットも、聞いたこともないと言ってます。) でも、ネットで検索すると、そこそこヒットするのがスゴいですね。そして、まだ持っている人がいるというのもスゴい!

2011/01/28 10:56
マンドリンの修理を依頼して「FQMで購入してください」という回答をもらった方が、こう言って残念な気持ちを表しています。

修理をできなくて申し訳ないという謝罪の姿勢や、「もしもパーツがあるなら喜んでお力になりたいところですが…」という気持ちには感謝するけれど、「FMQで買えますよ」というのなら、なぜギ○ソンが買えないんだ、と。

(今は)生産そのものを中止していたとしても、いずれ再開したいという気持ちがあるのなら、この方の言うとおり、ギ○ソンがFQMからパーツを取り寄せてカスタマーサービスするほうが賢い選択のようにも思えます。(ちなみに、この方、過去に何度かギ○ソンで細かいメンテや修理をしてもらって、その時の対応には非常に満足していらっしゃったようです)

バンジョーやマンドリンのマーケットに全く興味が無くなったのか、松さんがおっしゃるように、修理できる社員がいないか、どっちなんでしょうね??

2011/01/28 11:35
柴又さん
そのナルダンの話は、とても面白いです。
私が使っていたナルダンはもうありませんが(ペグが壊れて捨てました)、昔「ロストシティー・キャッツ」でバンジョーを弾いていた時は、1弦が何と「ナルダン製」(ロングネック用でかなり細い物:ライトでしょう)でした。レコーディングした時もこれでした。(バンジョーはあのサブさんのプリウォー・アーチトップ)私は、ブリッジのすごく近くで弾く為(ラルフ・スタンレーが好きなので)、1弦だけは細いのです。その他の弦は「BELL」(ミディアム)で、4弦だけはギブソンのハード弦でした。なんちゅうバランスでしょう。

2011/01/28 19:48
稲さん
「キャッツだドカ〜ン」!!
というかそのゲージバランスは歴史の証明です。ギターの弦を流用したりして。
柴又
2011/01/28 22:34
金属の品質とか、合金の素材のバランスとか、全く分からないのですが、ハンドベルを聞く機会がありまして、廉価版のお試し楽器から、信じられない値段の高級ハンドベルまで目の前で聞きました。そのハイエンドなハンドベルから生まれる音はそれはそれは想像を超えた素晴らしい音色で感動したことがあります。実は、プリウォーギブソンではない現在のバンジョーには合金の新たな可能性を期待しています。失われたファクトリーの伝統は残念なのですが、ドブロの昨今の隆盛を目の当たりにするとバンジョーにはそれ以上の可能性を感じています。ドブロもアコースティックギターも旧来のスプルース表板&ローズサイド・バックからほかの素材の組み合わせで新しい音色、音量を獲得しています。過去を振り返っても、1970年代前半に一世を風靡したODEの音色の領域は現代ではカバーする製品は現れていません。あのビィヤンビィヤンする、ただただ華やかな、表情も深みもないけれど派手な音色は現在は入手することは困難です。失われたナンバーワンファクトリーの伝統はとても悲しいのですが、それ以上を実現できるビルダーと、これらとは全く異なるアプローチでの新しい可能性に大きなる期待を抱くワタクシデアリマス。
nao
2011/01/28 23:11
naoさん
「あのビィヤンビィヤンする、ただただ華やかな、表情も深みもないけれど派手な音色」には、全く同感で思わず笑ってしまいました。バンジョーの大切なトーンリングの材質は、「ベルブロンズ」が良く、スコットさんも親しいBELL製作者(教会等の)に色々と参考意見を聞かれている様です。

2011/01/29 07:08
バンジョーの音色
crisptoneにring
tubbyという感じが好きですが、基本的に日本の三味線とも共通し、共感する音色は国境に関わらず心性は同じかなと。かなり暴論ですが。
柴又
2011/01/30 22:33
crispとtubbyですか。一見矛盾するようなコンビネーション。う〜ん、音を言葉で表現するのは難しいですね。

>基本的に日本の三味線とも共通し、共感する音色は国境に関わらず心性は同じかなと。

国本さんなどは、そのいい例ですね。
R
2011/01/31 12:04
良い三味線は、OLD GIBSON BANJOの様な音がします。

2011/02/01 00:30
ブルーグラス三味線。感性が合い、楽しければば何でもありですねやはりBjには無限の可能性が。
柴又
2011/02/01 21:00
ギブソンがこの夏から、バンジョー作りを再開すると言う噂が出てますねぇ。
レコキン
2011/02/07 15:20
噂はこれまでにもいろいろありました。特にイベントの時には、メーカーの思惑による情報操作もありますから、推移を見守るしかありませんね。ただ、バンジョーを作れる、あるいは、新たな人材を育てられる主だった人間がもう居ないというは、噂でなくて事実です。長年ギ○ソンのバンジョーNo.1クラフトマンであったエド・ウェバーも、バンジョー部門の責任者トニー・レイも居ません。これまでいろいろな経緯があり、以前のようにネックをFQMから仕入れるのは難しいのではないかと思いますし。。。

今、バンジョー製作に資本を投じるとは考えにくいので、もし噂が本当なら、どんな秘策があるのか興味ありますけどね。新たな外注を見つける? それともグレッグが再び戻ったりして?(いや、それな無い無い) 

レコキンさんも読まれたと思いますが、バンジョー製作を再開するかもという噂に、冷めたコメントが書き込まれているのが、最近のギ○ソンを知るアメリカならでは、という感じで興味深いですね。(それと若い世代が増えてきている、ということかな?)

R
2011/02/07 18:57

コメントする help

ニックネーム
本 文
ギ○ソン・バンジョーの今・・・ デザートローズ・バンジョー/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる