デザートローズ・バンジョー

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zoom RSS 祝!(+デザートローズ・トーンリングの話)

<<   作成日時 : 2010/10/25 11:27   >>

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パンパカパ〜ン、パンパンパ、パンパカパ〜ン!   Biglobeから「祝ブログ開設3周年!」というメールが来たぁ〜!


3年間も続けてこれたのは、ひとえにブログを読んでくださる皆様、暖かいコメントやメールを送ってくださる皆様のおかげです。 次は4周年は向けて、今日からまたボチボチとマイペースで頑張っていきま〜す。


4年目最初は何を取り上げようかなぁと思いましたが、前回のZブリッジの記事のコメント欄でデザートローズ・トーンリングの話題が出たので、それ関連で行きましょうっと。


画像



今年早々に出来上がってきた、最初のデザートローズ・トーンリング3つ。そのうち、1つはこばやしさんのバンジョーに、1つはイベント展示モデルに、そしてもう1つはアメリカでのモニタリングをお願いするためにタートルヒルバンジョーのデイブに預けました。

デイブはそのトーンリングを、デザートローズ・バンジョーだけでなく、プライリムのバンジョーにもつけてテストしてくれました。さらに、店を訪れる友人たちにも弾いてもらいました。(デイブのところには、いろんなタイプのバンジョーが山ほどあるし、セットアップの仕方がスコットと非常に似ているので、アメリカで彼以上に頼れるモニターはいないでしょう)

たとえばディック・スミス。彼もデイブと一緒にテストに付き合ってくれて、複数のバンジョーで試奏してくれました。バンジョーが変われば音も変わりますが、ただ、どのバンジョーにおいても弾き始めてすぐに、ある共通点を感じたそうです。それは、音の clearness なんだとか。

皆さんもよくご存知のように、さまざまなメーカーから次々とトーンリングが発売されますが、「今度のトーンリングは、こういうところがスゴい!」というような作り手側が言うところのセールスポイントの大半は、ディックにとっては二次的なことで、それほど重要なことではないんだそうです。では、そのこだわりの強いディックが求めるものが何かと言うと、この clearness なんだとか。

さまざまなモダン・トーンリングを試してみても、ディックの求める clearness が得られることは滅多にないんだそうです。(彼の望む基準からすると、音が曇る、もやもやする、という感じらしいです)  しかし、デザートローズ・トーンリングは、どのバンジョーにつけても、弾いてすぐに「 高音〜低音まで powerful で clear な音」という印象だったそうです。その後もデイブのところへ遊びに来るたびに弾いてチェックしているそうですが、「その印象は変わらない」とのこと。デイブをチラリと見て、一言、「で、このトーンリングはいつ販売になるの?」と訊いたんですって。(笑) 

    注: デザートローズ・トーンリングは、(少なくとも今の時点では)
       単体販売することは考えておりません。


トーンリングに限ったことではありませんが、皆さんからのフィードバックをうかがっていると、いろいろあって大変興味深いです。で、私が思うに、プレーヤーの反応は、少なくとも3パターンはあるような気がします。


(1) 作り手の狙いがプレーヤーのこだわっている部分と合致している場合。(好き嫌いは別として、他メーカーのものとの違いがはっきりと感じられるようです)

(2) 作り手の狙いが、プレーヤーがそれほどこだわっている部分でない場合。(他メーカーとの相違をあまり感じないようです)

(3) 作り手が考える主要セールスポイント以外の部分を、プレーヤーが気に入ってくれる場合。(プレーヤーに教えられて気づかされる部分です。)


ディックのフィードバックがスコットにとって(1)だったのか(3)だったのか分かりませんが、スコットは、どのパターンのご意見・ご感想にも耳を傾け、大いに参考にさせていただいております。


ちなみに、ディックの言う clearness をどんな日本語に置き換えようか迷いましたが、結局、英語のままにしておきました。(スコットは crystal clear という言葉も使っていました) もちろん、辞書を引けば訳語がたくさん載っていますが、その中でまさにピッタリな1つを選び取るって、マジで難しいんですよ。。。 

。。。なんて言いながら、こばやしさんからのコメントを改めて拝読していたら、ディックの感想をご存知なかったにも関わらず、「鮮明」という言葉が使われていました。う〜ん、偶然なのか、はたまた必然なのか。。。 おふたりとも、何か共通のものを感じ取ってくださったのかもしれませんね。


誤解を避けるために一言付け加えておきますと、「デザートローズ・トーンリング」=「clearnessが売り」という単純なインプットをするつもりで、これを書いたわけではありません。(むしろ、私にとっては、スコットから聞いていなかったことなんです) clearness にこだわるディックが気づいた点であり、こばやしさんからいただいたフィードバックの中の1点ということでしかありません。音に対する別なこだわりを持った方が弾けば、また違った面に気づかれるのだと思います。。。 (なので、「××トーンリングをつけるとどんな音になりますか」というご質問をいただくと、正直、困っちゃうんですよね










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コメント(15件)

内 容 ニックネーム/日時
3年間、とてもありがとうございましたー!
ところで、このディックさんが、あのバーチZブリッジを気にいって頂けたのですか?もし、そうならばすごーく嬉しいです。なぜなら、よりクリアーな音は、私の感覚では、メイプルZブリッジの方だからです。

2010/10/25 20:04
こちらこそ、3年間おつきあいくださり、ありがとうございました。

う〜ん、どっちのブリッジがついていたかは、デイブから聞いてないです。

2010/10/25 21:03
スコットさんのスポークスマンとして、情報量の少ないバンジョーに関する疑問、質問その他いろいろと的確に説明され、膨大な資料をまとめたコーナーは我々にとってかけがいのない財産です。今後も頑張って下さい。
こばやし
2010/10/25 21:04
1年生の私にとっては、ブログ内容のハードルが高く、音の変化など読むだけで、精一杯です。ハード面での皆さんのやり取りだけでも刺激になってます。良い耳やセンスをお持ちで羨ましいです。是非これからも長く、易しく解説お願い致します。
関東Lee
2010/10/25 21:32
修行中の私にとって 貴重なブログです。
感謝 感謝の毎日です。
ブログの継続は簡単そうで なかなか
ネコちゃんのブログ やってますが 更新が....
柴又
2010/10/25 21:42
もう3年も経ったんですか!ほんと早いですね。ブログの継続はほんと大変な仕事(?)です。こまめな更新をこれだけ続けられて、さらにまだネタが続くと言うことは、それだけバンジョーは奥が深いと言うことですね。

2010/10/25 23:23
凄いことだと思います。
デザートローズ・バンジョーが伝説になるかも!!
ばくちゃん
2010/10/26 08:32
こばやしさん

ありがとうございます。

>スコットさんのスポークスマンとして、
>情報量の少ないバンジョー

アメリカのバンジョー業界では90年以降もさまざまな動きがあったにも関わらず、日本に入ってくる情報が少なく、古い情報や間違った情報がいつまでも信じられている状況を、スコットはずっと気にかけていて、情報発信に力を貸してほしいと頼まれたのがブログ開設の理由でした。

>いろいろと的確に説明され、

最初は完全に黒子として運営していくつもりだったのですが、パーツの名前も分からないところからの出発で、黒子になる力すらなく。。。開き直って、小学生が1から勉強していく過程をそのまま公開するようなブログにしてしまいました。 (実際、スコットに、小学生に説明するかのごとく、かみくだいて教えてもらっています) でも、それが怪我の功名とでもいうか、最初の記事から読んでいただければ、「テクニカルは話は私には難しくて・・・」なんておっしゃる方でもバンジョーの構造に対して知識を深めていただけるのではないかと思ったり。。。

小学4年生になったばかりのRは、まだまだスコットのスポークスマンにはなりきれませんが、どうぞ長い目で見ていてくださいね〜。
R
2010/10/26 09:11
関東Leeさん

確かに、セットアップのためにバンジョーをお預かりした頃は、分からないしあまり興味もない、というご様子でしたよね。でも今は、「1年生の私にとっては、ブログ内容のハードルが高く」なんて謙遜しておっしゃられても、興味を持ち始めていらっしゃるのが見え見えですよぉ〜。

これからも、みんなでワイワイ、ガヤガヤ楽しくおしゃべりしながら、ご自分の愛器に対する知識を深めていってくださいね〜。

2010/10/26 09:31
柴又さん

>修行中の私にとって 貴重なブログです。

やりとりするメールの数が増えるにつれ、柴又さんは、ご自身でもかなりアメリカから情報を収集をなさって、実際にいろいろなものを試していらっしゃる、相当熱心な方だということが判明してきました。

柴又さんからの情報提供、あてにしてますからね〜!

p.s. ネコちゃんのブログですか? 意外だなぁ。今度メールでこっそりサイトを教えてくださいね。
R
2010/10/26 09:48
松さん

>もう3年も経ったんですか!ほんと早いですね。

そうなんですよ〜。今は皆さんが参加してくださり楽しく運営していますが、そのきっかけは、稲さんと松さんが頻繁にコメントを送ってくださったことだったと思います。松さんは、私が「ブログをやっていても、まるで壁に向かって話しかけているようで寂しい」とボヤいていたのをよくご存知なので、力を貸してくださったんですよね。ホントにありがとうございました。 最近はお忙しそうであまり出没(?)していただけずちょっぴり寂しいですが、読んでくださっているのは分かっているので嬉しいですよ〜。

>こまめな更新をこれだけ続けられて、さらにまだネタが続くと言うことは、それだけバンジョーは奥が深いと言うことですね。

まったくその通り。ネタはいっぱいあるんです。ただ、小学4年生の私には大きすぎるテーマだったり、公開の場でお話していいものか悩むテーマだったり。。。 そのへんで更新に迷う4年目です。

2010/10/26 10:01
ばくちゃんさん

それは買いかぶりすぎですが、製作数が非常に少ないので、数十年後には、「ホントにデザートローズ・バンジョーってもんは存在したのか?」なんて、ツチノコかビックフット、はたまたカッパ的伝説にはなってるかも


2010/10/26 10:07
確か、スコットさんが言っていた事ですが、以前IBMAで、プリウォー・バンジョーしか弾かないディックさんが、一時間も弾いていたバンジョーが、NEW・レコードキングにバーチZブリッジが付いていた物だったとか。

2010/10/27 00:52
いつも思うことですが、稲さんの記憶力はすごいですねぇ。私は数ヶ月前のことでも詳細はすっかり忘れてる… スコットの記憶力も私同様怪しくて(笑)、「稲さん、こう言ってるけど」というと、帰ってくるのはたいてい「じゃ、そうだったんだろう」。

でも、このバンジョーのことは私もスコットから聞いた話を覚えてますよ。2年前のIBMAですよね。レコーディングキング・カスタムにはバーチ、デザートローズ・バンジョーにはメイプルをつけて持っていったと思います。
R
2010/10/27 08:29
くだらないこと、いや楽しいことはよーく覚えているのです。特に、バンジョーに関する事は。これがきっかけで、スコットさんは私が力説していたZバーチ・ブリッジを思い切って標準搭載にされたのだと記憶しています。

2010/10/27 16:19

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