デザートローズ・バンジョー

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zoom RSS 【ちょいネタ】プラネタリー・バンジョーチューナー

<<   作成日時 : 2010/07/15 10:07   >>

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スコットが、捜し物をしていた時に出てきた壊れたバンジョーチューナーを見せてくれました。


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バンジョーのメカニズムには大いに興味を持つようになった私ですが、一般的なメカにはほとんど無縁でしたので、恥ずかしながら、なぜ「プラネタリー・バンジョーチューナー」と呼ばれるのかについて今日まで考えたこともありませんでした。「そんなの常識でしょ」という声も聞こえてきそうですが、きっと1人や2人は私と同じように「なるほど〜」と思う仲間もいるのではないかと期待しつつ、その貴方のために画像をご紹介します。



「プラネタリー・バンジョーチューナー」のプラネタリーは、プラネットplanet(惑星、遊星)から来ている言葉で、プラネタリー・システム( planetary system)っていうと、太陽を中心に惑星などの天体が回っている太陽系のような「惑星系」を意味します。


ではさっそく、チューナーの中を見てみましょうね。

画像


左の中央に見えているのが、いわば太陽にあたる軸で、右側の3つのギアは太陽の周りを回る惑星です。


普段は見えませんが、こんな風↓になって仕事をしてくれてるんですね〜。小さな宇宙だぁ!

画像



スコットによると、こんなふうに遊星ギアが3つあるのは最上位のプラネタリー・チューナーで、安い物だと遊星が1つしかなかったりして、ギアがすべるとか遊びの原因になっているそうです。


「遊星歯車機構(planetary gear mechanism)」という立派な訳語もあるようですが、やっぱり、「遊星歯車バンジョーチューナー」より、「プラネタリー(ギア)バンジョーチューナー」のほうがカッコいいかも?!








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コメント(24件)

内 容 ニックネーム/日時
写真驚きです。+こんなところまで日本語訳があるとはさらにビックリ!  ペグだけの話しではないのかな?
別件:リゾネーターの内側が木目そのままのものと塗装   された物がありますが違いはありますか?
関東Lee
2010/07/15 10:19
関東Leeさん

写真を楽しんでいただけたみたいで嬉しいです。システム自体は皆さんあちこちで見かけていらっしゃると思いますが、この名前と結びつけてご存じだった方は多くはないかもしれませんね。

リゾネーターの塗装に関するご質問ですが、面白いところに興味を持たれましたね。デザートローズ・バンジョーの場合は、ごく薄く塗装していますが、見た目のためではなく、湿度変化からリゾネーターを守る(リゾネーターが多量に湿気を吸ってしまうのを防ぐ)ためです。何も塗装していないメーカーもありますが、スコットは、特に多湿な日本においては最小限の手当ては必要、と考えているようです。しかしリゾネーターを厚く塗装することにはデメリットも考えられますから、フィニッシュは軽くシュッと吹き付けるのみだそうです。木目が見えなくなるほど厚い塗装をすることは、デザートローズ・バンジョーの場合はあり得ません。(そういうバンジョーも見かけますが・・・)

こういう話題になると、しばしば、まるで白か黒しか存在しないかのような議論になりがちですが、皆さん、バランスのよい灰色というのものも存在することを忘れないでくださいね。
R
2010/07/15 11:36
Rさん、生きていましたね!良かった。少し心配しましたよ。「プラネタリー・バンジョーチューナー」とは、初耳です。実は、私のバンジョー全てに、チューナーは着いていません。(大好きなラルフが付けていないからです)しかし、この立派なシステムを見ると、一度スコットさんに相談して「ハレルヤNO1」に付けてみようかなーと言う気になって来ました。

2010/07/15 19:57
絶好調とは言いがたいですが、生きてましたし(笑)、仕事もしてましたよ〜。でも、仕事がはかどらないうちに、1日があっという間に終わっちゃうんです。

何やら誤解させてしまったのかもしれませんが、プラネタリー・チューナーというのはギアのタイプ名なので、メーカー名とは無関係です。スコットによると、No.1にはシャラーがついているそうですが、これもプラネタリーですよ。


R
2010/07/15 21:12
あっ、そうでしたかー。私は、てっきりあの「キース・チューナー」の一種と思っていました。

2010/07/15 22:06
お答えありがとう御座いました。たっぷり塗ってあった方が音を跳ね返すのかな なんて素人考えでした。
 ペグも確かに単純なものでは弦が張れないですよね。
目には見えない所の凄さを知りました。シャラーという
名前が出てきましたが、ペグを見てメーカーが判りますか?刻印は見たこと有りません。
関東Lee
2010/07/15 22:45
各メーカーで、ちょっとした特徴があるので分かるそうですよ。
R
2010/07/15 23:25
メカニカルな物はいいですね。
お腹の中 初めて拝見いたしました。
相棒の1と4絃のペグに
Planetという表記と土星のようなマーク付いてます。
柴又
2010/07/16 00:29
最近もどなたかのバンジョーで見たばかりですが、5-Starだそうですよ
R
2010/07/16 00:59
Janet DavisのHPでPlnet Pegの文字を発見。5-Sterでした。他のメーカーではこの言葉は発見できませんでした。Pancake Styleという仕組みもあるみたいです。
ブリッジの欄にVintage Eliteの名前も出てました。思わずニンマリしてしまいました。
関東Lee
2010/07/16 08:59
Pancake Styleっていうのは、戦前のある時期、ギブソンが採用していたチューナーのデザインで、機能的にプラネタリーには敵わないそうです。ですので、好奇心から交換なさらないように。(笑)

Janetは、Zブリッジの試作品を送った人たちの中で、真っ先に気に入って高く評価してくれた人の1人です。そんなこともあって、アメリカではJanetのところだけにバーチ製Zブリッジも卸しているんですよ。
R
2010/07/16 09:39
だれが考えたんでしょうね。入力と出力が同軸上にあるギヤって不思議です。
五弦
2010/07/16 16:53
五弦さん

当ブログへようこそ!

メカにお詳しそうですね。私みたいに何も分からないと、「ホォ〜」と思って終わりです。

今はほとんどのメーカーがプラネタリー・ギアだそうですが、最初に取り入れたのはどこなんでしょうね。。。


2010/07/16 17:47
複雑ですね。キースチュナーとなると未だに訳がわかりません。
柴又
2010/07/16 23:31
Rさん、この写真のチューナーをよーく見ると、何か見覚えのある様な感じです。ひょっとしたら、最初「ハレルヤNO1」バンジョーについていた物かも知れません。(動かなくなって、スコットさんに付け替えて貰ったのです)

2010/07/17 09:02
柴又さん

キースチューナーと言えば・・・バンジョーチューナーに関してスコットに講義(?)してくれた人物が、他ならぬ、ビル・キースなんだそうです。実際にチューナーの中を見せてプラネタリーギアについて教えてくれたのも、同じプラネタリーでも惑星が3つあるものと1つしかないものがあることも、キースが教えてくれたんですって。自分のキースチューナーも中を開けて見せながら、いろいろ話してくれたそうですよ。またいつか、スコットから話を聞いて何かお話できることがあれば紹介しますね。

稲さん

パーツ取り用に古い物もいろいろ取ってあるようですから、どうかな〜。


R
2010/07/18 10:44
おお ビル・キースさん。
ビル様には 今でもボストン近郊のデッダムに行けば遭えるのでしょうか。(古いかも)
バンジョーは 私にとって農作業 土いじりの感覚です。様々な高度の技術の集結ですが 触っていると落ち着く。そんな感じです。
柴又
2010/07/18 21:36
ビル・キースさんは、本当に親切で良い人でした。(1972年?にアメリカに行った時、フェスで会って、「相対性理論」の話をちょびっとしました)また、私もバンジョーを弾いている時が、一番リラックスしている時です。

2010/07/18 22:47
ビル・キースさんは素敵ですね。
コード構造の幾何学的ダイアグラムや関連倍音の立方根の研究などもあったような。稲様 羨ましい限りです。
柴又
2010/07/18 23:25
訛のつよいカントうリーです。
 Bj初心者の私にとって このブログに登場する稲さん柴又さん等等日本のスタンレー・スクラッグスさんのように思えます。半端でないその知識。
 プラネタリーテューナー RK Elite 75の仕様欄にも出てきてますね。
関東Lee
2010/07/19 09:14
ほっほ〜。実家で畑仕事の手伝いをしている間に、皆さんでプチ盛り上がっていたようですね。 プレーヤー同志で何でも気軽にしゃべって情報交換していただけるようになる日を、ブログをスタートしたその日から願ってました。皆さんからのメールを拝読すると、初歩的な質問をできる人が身近にいないとおっしゃる方もいるので、どうぞ遠慮せずにコメント欄に書き込んでください。先輩プレーヤーの方々、よろしくお願いしますね〜。

必要ならいつでも掲示板も作りますよ。でも、そのためには皆さんにも頑張ってもらわないと、ね!



R
2010/07/20 12:26
関東Leeさん
何しろ、毎日バンジョーに触ることが一番の上達方法です。(たとえ弾かなくても)これは、とても効果があります。また、出来るだけ良い楽器(決して高額と言うのではなく、良く鳴る楽器)を持つことも、上手くなる秘訣です。レコード・キング(スコットさん監修)は、コストパーフォーマンス抜群ですよ!

2010/07/20 20:30
楽器って触って 弾いて 楽しむもので。
触って楽しむと 相棒(楽器)も喜ぶし
私も楽しい。もっと相棒を知りたくなりますね。
そんな楽しみを デザートローズ楽器さんからいただきました。
柴又
2010/07/20 23:05
確かにそう思います。気分によって音が違うように聞こえたり、ピックにザラツキを感じたり、インレイを楽しんだり、ロンサムロードBとディアオールドDが1つの曲に成ったりとだんだん楽しくなってきました。みなさんアドバイスよろしくお願いいたします。
関東Lee
2010/07/21 07:13

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