デザートローズ・バンジョー

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zoom RSS 展示品 その2『ワイルドローズ』(マホガニー) + バールマホガニーの話

<<   作成日時 : 2010/05/13 11:37   >>

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ワイルドローズ(マホガニー)のほうも写真が撮れましたので、早速アップします。

こちらもインレイは『ワイルドローズ』ですが、素材はマホガニーで、トーンリングは「あ〜、販売が再開されてヨカッタァ!」のJLS#4を使用しています。(ちなみにこちらには、メイプルのZブリッジをつけたそうです。前回紹介したメイプルにはバーチのZブリッジがついています。)

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リゾネーターに使われているのは、ご存知の方も多いと思いますが、「バールマホガニー」という杢目の美しいマホガニーです。

ここでデザートローズに関するトリビアを1つ! この「バールマホガニー」という材を最初にバンジョーに採用したのはスコットだってこと、皆さんご存じでした? 実は私も全く知らなかったのですが、去年、Banjo Talkに出演した際、インタビューの中でその話が出て、初めて知りました。

皆さんもそうだと思いますが、スコットは長年「マホガニーは、メイプルとウォルナットに比べて、見た目のインパクトに欠ける」と考えていました。ところが、(多分1995年か1996年頃だと思うそうですが、)まだエレキギターのメーカーに勤務していたスコットは、アイバニーズ・ギターのボディに使われる美しいマホガニー材に目を留めました。「これをバンジョーのリゾネーターに使ったら?」と考えたスコットは、即、故ビル・サリバンの元へマホガニーを送り、リゾネーターを試作してもらったそうです。

仕上がったリゾネーターの美しさにビル・サリバンも驚き、その後、サリバンでも使いたいと息子さんのエリックから相談されました。スコットは「どうぞ、どうぞ。遠慮しないで作って」と、アメリカでの入手先を探して紹介してあげたんだそうです。以降、他メーカーにも広がっていきましたが、バンジョーに美しいバールマホガニーが導入されたきっかけはデザートローズ楽器のスコット・ズィママンだったんですよ。


リゾネーターの撮影には毎回苦労させられていますが、バールマホガニーは時々ハッとするような美しい写真が撮れるフォトジェニックなので、最近とても気に入ってます。綺麗でしょ〜。

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ちょっと大きいけど、ドアップでどうぞ!

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
うーん!きれいーですねー。何かヤケル気持ち(ジェラシー)です。そのお話し(バールマホガニー)ですと、ひょっとして私の「ハレルヤNO2」が世界初のバンジョーですか?もしそれなら、大変うれしいのですが。

2010/05/13 20:11
稲さんのリゾネーターは、最初に作った数個の中の1つであることは間違いないと思いますよ。
R
2010/05/13 20:46
2本のバンジョー共浮かび上がる杢目の立体感、優美な輝きにうっとりさせられます。縮みが多い板の確保は、なかなか難しいんでしょうね。
こばやし
2010/05/13 21:21
Rさん、うれしーい!です。しかし、これくらい美しいマホガニーなら、メイプルの美しいトラ目にも決して負けていませんねー!

2010/05/13 21:32
こばやしさん

ありがとうございます。本格的なスタジオで専門家が撮ればもっと素敵な写真を紹介できるんでしょうけれど、スコットをアシスタントとしてこき使いながら、試行錯誤で頑張ってます!

単に縮みが多ければ綺麗とは限らないし、難しいところですね。塗装してみると、印象が変わることもありますし。また、ネックに至っては、削っていくうちに、最初の角材の時とは様子が変わっていくという難しさもあるみたいですよ。(スコット曰く、角材の時に右側にフレイムが綺麗に出ているときは、削っていくとほぼ100パーセント、反対側の左側にフレイムが綺麗に出る、って苦笑してました。 内部の様子は、外側から分からないので、そういう難しさもあるみたいです。)

稲さん

当時はまだタートルヒルのデイブと知り合う前だったので、最初のリゾネーターは全て日本の皆さんの所へ行っているはず、だそうです。

ええ、フレイムメープルとは全く違った美しさだと思いますが、決して負けてはいないと思いますよ。
R
2010/05/13 21:59
Rさん、いやー、長年生きていると良いこともありますねー!あのバンジョーをスコットさんと一緒に考えて作って貰う時に(初めて作って頂いたきれいなカーリーメイプルで十分だったのですが)、「RB75が一番鳴るように思うので、ぜひマホガニーで2本目を作りたいのですが、マホガニーは模様がつまらないですね。」と言ったところ、「丁度良いのがあるよー!」と言われて「えーっ!」と少し驚いたのでした。これが、記念すべき1本(音も抜群!ハーツ&ローズ、JLS#4)になりました。

2010/05/13 22:52
Rさん、2本とも奇麗なバンジョーですね。
うっとりしている方もたくさんいると思います。
東京に行きたいー
うみやま
2010/05/14 08:48
稲さん

稲さんは、スコットと一緒にいろいろな初物にチャレンジしてくれましたよね。さらに、それをずっと愛用し続けてくださっている。。。 改めて、心から感謝です。

うみやまさん

トニー・パスのブロックリムや、特殊構造のZブリッジなど、良い物であれば新しい物でも積極的に取り入れていくスコットですが、外観に関してはやや保守的なところがあって、伝統的な美しさを好みます。(目を引くためだけの新しさや奇抜さの導入を嫌がる人なので、「今度、こんなの取り入れてみれば?」とか「デザイン変えてみれば?」と提案しても、99パーセント却下されてしまいます。) 今回の2本も、そういうスコットのポリシーが表れたバンジョーだと思います。
 
R
2010/05/14 14:49
Rさん、それがスコットさんの良い所であり、大切なソフト(ポリシー)ですよ。私も、これには大賛成です。ですから、あのOld Gibsonのハーツ&フラワーの伝統的傑作デザインを活かし、かつオリジナルティーを加え、さらに素晴らしくした「ハーツ&ローズ」があるのですよ。

2010/05/14 20:06
稲さん、今日はたっぷり楽しんできてくださいね!
R
2010/05/15 09:00

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