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zoom RSS 【ちょいネタ】人生いろいろ、バンジョーのメンテもいろいろ…

<<   作成日時 : 2010/01/20 08:50   >>

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皆さんとメールを通じてお話していると、バンジョーの構造やパーツに興味津々のマニア(オタク?)的ピッカー(多分、このブログ読者はこのタイプが多い)と、そんなことにはぜ〜んぜん興味ないというプレーヤーがいて、面白いなぁ〜と思ってしまいます。バンジョーのメンテ1つとっても、そう。皆さんは、どんなタイプですか?



たとえば、コメント欄でも少々話題になっていましたが、ヘッドのテンション調節についても、人によってさまざまみたいですね〜。


最近スコットから聞いたエピソードで笑っちゃったのが、このブログではおなじみのディック・スミス。彼がどこかのフェスへ行ったとき、若いバンジョー・プレーヤー(若手のプロなんですけど)が目を輝かせて彼のところへ来て、あれこれ熱心に質問をしたそうです。ところが、どうも会話がかみ合わない。。。


若いプレーヤーJ「ヘッドは何にチューニングしてるんですか?」
ディック「知らない」
Jさん「じゃあ、ドラムダイアルの数値で、どれくらいですか?」
ディック「知らない」


プロの大先輩プレーヤーに会えて興奮気味のJさんは、知りたいことだらけで矢継ぎ早に専門的な質問をしますが、何を訊いてもディックの答えは「知らない」のみ。Jさんは、「そんなことも知らないで、どうしてプロでいられるんだ?」というような、半ばあきれたような顔をしてディックを見ていたそうです。そこで、今度はディックが尋ねました。


ディック「Son(「坊や」の意)、君は年はいくつだい?」
Jさん「2×歳です」 
ディック「僕が最後にヘッドの締め増しをしたのは、君が生まれるより前のことだ」


ホンマかいな〜って感じですが、スコットの話だと、ディックのバンジョーのヘッド、2箇所亀裂が入っていて、中のコーディネイターロッド(更新:ごめんネ)トーンリングが見えていたそうですよ。ギョエ〜〜〜〜! 「バンジョーのメンテもいろいろ」とは言うものの、これはかなりのもんです。(笑) こういうのを 「弘法筆を択ばず」と言うのかな。。。


ついでにもう1つ笑えるエピソードを。少し前にヘッドテンションについてBanjo Hangoutで議論になっていたのですが、ある人が、こう言ってました。


「ヘッドが正しくチューニングできてるかどうかの判断は、ウチの犬に頼ってるんだ。もし彼が立ち上がって部屋の向こうへ行っちゃったら、ヘッドが硬すぎか緩すぎの証拠。チューニングが正しくなれば、戻ってきて僕の足元に横たわるんだ。僕の犬はドラムダイヤルなんかより、はるかにいいよ! G#がお気に入りで、毎回ピッタリなんだ!」

だそうです。(笑)


さて、皆さんはいかが〜?




<業務連絡>

その1

お休みのお知らせ
1月24日〜30日はお休みさせていただきます。その間にいただいたメールでのお問い合わせには、31日に返答させていただきますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



その2

「年が明けたら通常ペースに」なんて書きましたが、相変わらず仕事のご依頼をたくさんいただいておりまして、てんやわやの状況がいつ終わるともなく続いております。

誠に申し訳ありませんが、セットアップに関しましては、しばらくの間、受付をストップさせていただきます。(現在すでにご予約いただいている方は、予定どおり、受けさせていただきます。) 再び受付できる状態になりましたら、ブログでお知らせしますので、何卒よろしくお願いいたします。





月別リンク

コメント(23件)

内 容 ニックネーム/日時
うわー!とてもおもしろい話ですね。
しかし、この経済が不安定な世の中にあって、仕事が山盛りとは素晴らしい事だと思います。
私も、鳴っていると思っている間は、何しろ「Dont'touch!」ですから、このディックさんとは気が合いそうです。この間、「トニーパス・ウッドリムはヘッドの緩みに要注意!」との事でしたので、持っている4本のバンジョーを全て締め直しました。(1/8回転を2回:2日間で)その結果、録音しても一番鳴っていたアーチトップの物が、一番緩んでいまして、おまけに手前のロッドのテールピース寄りのナットがゆるゆるになっていました。ビックリしました。アーチトップ・タイプは、どうもヘッドの緩みに影響を受けにくい様です。

2010/01/20 22:58
稲さん

面白い話でしょ〜。ヘッドが破れているのにいい音がするなんて、ビックリですよね。メンテの考え方は人それぞれなので、他人の意見を聞くとしても、最後は自分で決めなきゃいけないことなんでしょうね。

コーディネイターロッドのナットは、振動で緩んでくることがあるので、時々チェックしたほうがいいかもしれません。ただ、何でもかんでも単純に「じゃあ、緩まないようにガチガチに締めておけばいいだろう」というものではなさそうなので、心配だったらメールください。

R
2010/01/21 11:21
いろいろな方がいるんですね。

私の場合は、毎日録音しているので,前の音と聴き比べて判断しています。毎日だとあまり変わらないけれど、月単位だと変わって面白いです。今はだんだん音が良くなっているので様子を見ています。
うみやま
2010/01/21 13:46
Rさん
えっ!そのヘッド破れているのですかー?私は、てっきりヘッドの上薬が裂けているのだと思っていました。そういえば、昔、未だバンジョーを弾き始めた頃、先輩から借りて弾いていたKEYのバンジョーのヘッド(透明)に小さな丸い穴が開いていたのですが、なかなか良く鳴っていました。(ただし、軽いシャリシャリ系の音)

2010/01/21 19:38
稲さん

見えていたのは「コーディネイターロッド」じゃなくて、「トーンリング」だそうです。(そりゃ、そうだわなぁ。。。)ごめんなさい。でも、2個所亀裂が入っていたそうです。

ディックにヘッドを寄付したいという、心優しいメッセージも届いております。(笑)

R
2010/01/21 20:04
うみやまさん

高品質な楽器ほど、人間のようにパーソナリティを持っていて、日によってコンディションが変わるんだそうです。その楽器の支配者となってコントロールしようとするのではなく、良きパートナーとなって上手に付き合っていってほしい、とスコットが話してました。
R
2010/01/21 20:13
楽器のマニアはどうしても自分の楽器のコンディションや調整具合を気にしてしまうものなんですね…私もそうですが(笑。
プレーヤーとしてはあまり拘らずにガンガン練習に励んだ方が良さそうですね。
セットアップがストップになってしまったのは残念です。再開を心よりお待ちしております。
ぐれん
2010/02/03 16:08
ぐれんさん

初めまして。コメントありがとうございます。スコットの風邪をもらってしまったらしく、帰国直後からダウンしていましたが、書き込みが嬉しくてチョロッと出てきました。

セットアップの受付ストップで皆様にはご不便をおかけしています。御年30年ものバンジョーともなると、人間と同じであちこちに小さな問題がいっぱいあって、修理も含めるとかなりの時間を取られてしまうのです。そのために製作の仕事が滞ってしまっているので、そちらがひと段落したら、また再開します!

R
2010/02/03 17:52
相棒を診ていただいたのは、ナイスタイミングだったと言えます。転機と言っても過言ではありません。しかし、もっと若かった頃は、怖いもの知らずで分解しまくってました。今から思えば恐ろしいことですが。(苦笑)今は、まめな弦交換と毎日のおさわりです。
柴又
2010/02/03 22:53
毎日楽器に触れるとはうらやましい限りです。これが一番の上達方法ですよね。

2010/02/03 23:03
またまたにぎやかになってきましたね。(^o^)

一昨日、ひさしぶりにバンドメンバーが集まってJamをしました。気がつけば、今年はじめて楽器をケースから取り出したようなことで...指が回りません。(T_T)

2010/02/04 00:29
実は、私も今日微熱(36.5°C:常温は35.5°C)があったので、大事を取ってお休みしました。しかし、バンジョーに対する転機というものは必ずありますよね!私にとって、スコットさんに会えたことがバンジョー人生の大きな変化点でした。感謝!

2010/02/05 08:18
稲さん、お大事に! 早めの対応で正解ですよ。私は直りかけで油断したのがいけなかったのか、夕べから再び下り坂です。今日はできるだけおとなしくしていることにします。

皆さんへのメール連絡が滞っていますが、どうかご容赦ください。皆さんは体調を崩されないように、健康には十分気をつけてくださいね。
R
2010/02/05 10:07
Rさん
ありがとうございます。今朝は、36.3°Cだったので少し改善方向です。明日は、「ブルーグラス・トレベラーズW」の練習日ですので、何としても直さなくてはです。Rさんもスコットさんも、お大事にして下さい。今日は長野も大雪の予想ですから。

2010/02/06 08:01
稲様 R様 お大事に
寒い 滋賀県からの出張から帰ってきました
三日ぶりの 相棒との再会です
柴又
2010/02/07 22:52
柴又さん

ありがとうございます。あともう少しということろでグズグズ状態でしたが、ようやく全快です。

春が近づいてきたとはいえ、まだ寒いですね。朝青龍がうらやましい。
R
2010/02/08 09:00
柴又さん
ありがとうございます。とうとう、昨日医者に行って来ました。新インフルエンザの検査はなしでしたが、楽しみにしていたブルーグラスの練習が延期となりました。
Rさん
「朝青龍がうらやましい。」の意味が全く分かりません。教えてーです。

2010/02/08 22:03
稲さん

朝青龍、今ハワイにいるんですよ〜。あったかくて、海があれば、どこでもいいから行きたいです。スコットも"Me, too!"ですよ〜。 スコットが今後、引っ越すときの絶対条件は「冬でも台所においたオリーブオイルが(凍って)固まってしまわないところ」だそうです。(松本でオリーブオイルが凍るのを見て、マジで驚いたらしい。。。)
R
2010/02/08 22:17
稲様 R様 ゆっくりお休み下さい
滋賀県ぐらいでも 車のドアが凍り開かないという事態でした 私の実家の京都府の冬は もう....
柴又
2010/02/08 23:00
スコットさん、Rさん
ヘッド締め(1/8回転x2回)の結果のご報告です。
久しぶりに、ブルーグラスのバンド練習をし、録音してきましたので、音の変化のレポートをします。このバンジョーは、アーチトップの「ハレルヤのNO3」です。締めた後の音は、生で弾いた感じは、レスポンスが良く、弦が少し硬い感じで、音量は締める前の方があった様な感じがしますが、録音した音は、音圧がとても強く「ピンピン」「パシパシ」した感じの音で、マイク通りが抜群です。しかし、音の「コク」(味わい)は締める前の方があった様です。不思議です。締める前は、ネジがかなり緩んでおり、手前のロッドのテールピース寄りのナットがユルユルだった物です。このバンジョー(アーチトップ)は、ヘッドやロッドのネジの緩みにはかなり強い(音に対する悪い影響を受けにくい)様です。

2010/02/21 22:53
詳細な後日レポートありがとうございます。スコットからの伝言です。耳で聞いた生の音と、録音された音の間には、必ずギャップがあります。何をどうした時に、それぞれのケースで稲さんの好みや狙う音に近づくのかは、稲さんご自身が決断して、またそれを覚えておく必要があります。

残りの詳細は、後ほどメールでお知らせしますね。
R
2010/02/23 09:39
もう1つ。

詳しくは後ほどメールでお知らせしますが、コーディネイターロッドのナットの役割は全てが同じということではなく、スコットは締め方に対しても異なる考えを持っているようです。(このことは以前からスコットに聞いていたのですが、公開ブログで話をするのはやめたことの1つです)

稲さんがおっしゃっているナットがゆるゆるでも音に悪い影響がないというのは、ある意味、セットアップが理想的な状態にあるといえます。言い換えると、そのナットの力で無理やりに今の状態にしているわけではないということで、バランスが取れているから勝手にいい状態にあるわけです。ただ、セットアップ当初からそこまでゆるゆるにしていたわけではなく、振動で緩んできたものですから、時々チェックはしてください。こちらも後ほどメールでお話します。
R
2010/02/23 09:53
なーるほど!目からうろこです。やっぱりそうかーって感じです。つまり、このスコットさんといっしょに考えて作って貰ったアーチトップ・マホガニーはとても完成度が高かったのですね。これを初めて弾いた時(家に送って貰った)「これは、私のチーフ・バンジョーだ!」と叫んだ及びスコットさんに電話したのでした。

2010/02/23 19:55

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