デザートローズ・バンジョー

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zoom RSS ブルーベル(Blue Bell)のネック

<<   作成日時 : 2009/09/08 12:52   >>

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この夏、工房内での引っ越し作業中に出てきたブルーベルのネック(WREATHモデル)をご紹介します。本日のテーマは、「これはジャンクか? はたまた、お宝か?」です。

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業界に長くいると、やたらと物が増えてしまいます。スコットの仕事を手伝い始める以前の私には、家の大事なスペースを占領しているガラクタにしか見えなかったのですが、最近は「フ〜ム・・・これはガマンして、とっておかなければいけないのかもしれないな」と思うようになってきました。(でも辛い!) 今日お見せするブルーベルのネックも、その“一見ガラクタの山”から取り出してきたものです。面白いことに、このネックはチューナーの穴開けに失敗したらしくダボが埋められています。

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でも、わざわざダボを入れたものの、目立つために使用不可となったのか、結局バンジョーに組み立てられることなく終わってしまったようです。というのも、ネックにボルトも入っていなければ、ナットに溝が入っていない、5弦チューナーの穴も5弦ナットの穴も開けてないんです。

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穴開けに失敗したネックなので当時はジャンクだったと思いますが、最近、昔の国産バンジョーをお預かりすることが増えてみると、交換パーツが入手できなくなった不便さ、苦労を実感するようになり、このネックがお宝に見えるブルーベル所有者がどこかにいるのでは?と思うようになりました。長年そのへんにポンと置かれていたネックなので、かすり傷1つ無しとはいえませんが、世の中に残っているブルーベル自体のコンディションを考えると、どのブルーベルに付けても新品に見えること間違いなしですね。(笑) ネックは反りもゆがみもなく良好だそうです。フレットと指板は写真を撮る前にスコットに磨いてもらいましたので、とてもきれいで状態の良いネックだと思います。ヒマを見てYahoo!オークションにでも出品しようかと思っていますが、当ブログを読んでくださっている皆様への一足早いご紹介です。



また、「これはジャンクか、はたまた、お宝か?」というものを探しにホコリだらけの山と格闘してきますから、楽しみにしててくださいね〜!

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[業務連絡]

前回もお知らせしましたが、現在、仕事が非常に立て込んでおります。ご相談は常時お受けしておりますが、作業に入れるのはIBMAから戻る10月7日以降になります。(すでにお待ちくださっている方々がいらっしゃいますので、順次、ということになりますのでご了承ください。) 

修理やセットアップで現在お待たせしているお客様へ
できる限りIBMAへ出かける前にお返しできるよう、ただ今スケジュール調整をしながら頑張っておりますので、もうしばらくお待ちください。(出張前にお返しできそうな皆様には、今週中にメールを送らせていただきます。メールが行かなかった方は、大変申し訳ありませんが、お返しできるのはスコットが帰国後となります。ご不便をおかけして恐縮ですが、ご理解のほど何卒お願い申し上げます。)






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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
懐かしい品ですね〜。2?年前、高校生にはちょっと手が出なかったモデルです。ましてや本物のRB-800なんて雲の上の楽器です。

坂庭省吾さんのRB-800をコンサートのバックステージで見せていただいたことがありましたが、高校生だった私は、畏れ多くてさわることもできませんでした。

実は、モダンリース、フィドルシェイプ、ナチュラル・フィニッシュはいちばん好きなバンジョーのデザインなのです。2番目はボウタイかな?楽器のクオリティは意見が別れるところですが、戦後のギブソンのデザインは私は好きです。

ちなみに、マンドリンはジェスロ・バーンズの愛器、2ポイントのA-5が良いですね。

2009/09/08 22:26
今夜、Blue BellとGold Starのネックを見比べていたんですが、同じフィドルシェイプでも微妙に違うんですね。指板のインレイも、同じものをコピーしながらかなり違うし、面白〜い。こうなると、もうガマンできません。写真いっぱい撮りました。(笑)

R
2009/09/08 23:16
“Gold Star”も懐かしい名前です!私がギブソンを手に入れるまでの愛器でした。オールドリースのフィドルシェイプ、マホガニー。あと、春日のゴールドパーツのリースのフィドルシェイプのモデルもありましたね。

70年代の国産バンジョーたち、もっと復活してほしいですね。

2009/09/08 23:29
その春日もただ今、お預かり中で〜す。
R
2009/09/08 23:47
あ〜この話題、キリがなさそう。(^_^;)

たぶん、どの楽器も塗装がイイ色になって味のある雰囲気になってるんでしょうね。
それぞれの国産バンジョーへのスコットさんの感想もうかがいたいです。

2009/09/08 23:55
松さん
「モダンリース、フィドルシェイプ、ナチュラル・フィニッシュはいちばん好きなバンジョーのデザインなのです。2番目はボウタイかな?」これは、かなり変わった好みですねー。私は、ラルフが一番好きだったので、リース(ラルフのOLDと同じ模様)が一番でした。今は、「ハーツアンドローズ」と「ワイルドローズ」が大好きです。

2009/09/09 23:10
変わった好みだと自分でも思います。インレイの緻密さなどは戦前のデザインの方が優れていると思ってます。
(でもODEのstyle-Dのインレイも好きですよ〜!)

70年代の楽器は、バンジョーを弾き始めた頃のあこがれの楽器でしたので、その思い入れが強いんですね。80年代初め頃は、京都で1軒だけRB-250を置いている店がありました。RB-800は大阪で見ました。もう、トランペットが欲しい黒人の子ども状態で、楽器屋のショーウィンドに張り付いて眺めてました。

最近は、アーチトップのボウタイのシンプルさに魅了されてます。

2009/09/10 19:43
松さん
それは、ぜひスコットさんに作って貰うべきです。(アーチトップ・ボウタイ)いつも考えている事なのですが、お金は有効に使って初めて価値がでるのだとつくづく思っています。その音で何人の人の心に元気や喜びを提供できることでしょう!

2009/09/10 20:18
稲さん
いつかオーダーできるようになれば、モダン・リースよりもボウタイ・アーチトップでお願いしたいと思ってます。

それまでは、スコットさんにセットアップしてもらったRB-4で練習です。

2009/09/10 21:27
松さん
いつの日か、その時がきっと来ることを祈っています。

2009/09/10 22:06
稲さん
ありがとうございます。「すでに得たり」と信じてますとも!

2009/09/10 23:49
なつかしさについ・・
学生のころBlue Bell を弾いていました。
坂庭省吾さんからVEGAのオープンバックをゆずりうけWCチューニングのクローハンマーの世界にはまり。春日をスコットさんにお願いしているところです。そうは言ってもビルモンロー・ビルキースのステージを見た感動は今でも忘れられませんね。
K
2009/09/11 21:10
Kさん、はじめまして。
私の先輩が、BlueBellを弾いておられました。私がバンジョーを買おうと思ったときには、あまり見かけなくなってました。Tokaiと春日が双璧のような頃です。

残念ながらビル・キースのバンドでの来日は見たことがありません。宝塚フェスのゲストで来日されたときにソロのステージを見ました。“Opus 57”が今でも耳に残ってます。
バックステージで、いきなり声をかけてアドバイスを求めたら、丁寧にいろいろと教えてくださいました。

2009/09/11 23:04
Kさん、はじめまして。
ビルモンロー・ビルキースは、私も見た事がありません!いつごろ、どこでご覧になったのですか?

2009/09/12 15:46

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ブルーベル(Blue Bell)のネック デザートローズ・バンジョー/BIGLOBEウェブリブログ
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