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zoom RSS トニー・パスのリムについて嬉しい感想をいただきました

<<   作成日時 : 2008/04/09 16:58   >>

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先日、トニーのリム3つ目をオーダーされたお客様について少しお話しましたが、早速、感想を教えてくれました。(R)がこれまでに伝えられなかったことを、実に的確に述べてくださったので、今日はそれを紹介します。

「このお客様」と呼び続けるのもややこしいのですが、まだお名前をどのように出していいのか伺っていないので、今は●●さんとさせてください。(センスがなくてごめんなさい) 

実は●●さんのバンジョーの話は、これまでに何度かブログに登場しています。

★ Another Great Banjo(もう1つの名器、ステリング・バンジョー)
★ 非常にレアなステリング・スタッグホーン
★ 多分、日本で一番の“トニー・パス・バンジョーリム”ファン

「非常にレアなステリング・スタッグホーン」でご紹介したように、●●さんは非常に珍しい、メイプルのスタッグホーンをお持ちだったのですが、リムを、(現在ステリングが採用している)トニー・パスのリムに換えることに興味をお持ちでした。アラン・マンデのステリングの音がお好きということで、トニーのリムにするとそのステリングらしさが無くなってしまうのではないかと、最初は心配なさっていましたが、ジェフ・ステリング自身がトニーのリムに惚れ込んでいること(注1)、また、トニーのリムへ変更するようにジェフがアラン・マンデを説得したときの状況―― トニーやスコットもその夕食の席にいたので ――などをお伝えしたところ、トニーのリムへ交換することを決心なさいました。

   注1:スコットから聞いた、面白いエピソードがあります。ステリン
      グがトニーのリムを導入し始めた頃で、まだ従来のリムがつ
      いたものと混在した状態で生産していた時の話です。ジェフ
      は、完成したステリング・バンジョーを1つ1つ自分で弾いて
      みて、最終調整をしてから出荷しているそうなのですが、トニ
      ーのリムがついたバンジョーをチェックした後だと、従来のリ
      ムを使ったバンジョーをいくら調整しても、「何かが違う」と、
      求める音にならなくて非常に苦労したんだそうです。 
      What's wrong with this banjo?! (このバンジョー、一体、ど
      うしちゃったんだ?!)って感じだったんですって。
      トニーのリムを採用して以来、それまでベストだと思ってきた
      音に満足できなくなってしまったという、苦笑エピソードで
      した。

●●さんは、このスタッグホーン(メイプル)のリム交換が済むより先に、以前から欲しかったとおっしゃる、スタッグホーン(ウォルナット)もデザートローズ楽器を通して購入なさいました。当然のことながら、このスタッグホーンには最初からトニーのリムがついていましたので、これが2つ目のトニーのリムです。

そして最後は、やはり私共からお買い上げいただいたレコーディングキング・バンジョー(RK-80)のリムを変えるためにご注文いただいたものです。

●●さんは、3つ目のリムを注文なさる前に、こうおっしゃっていました。


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『ブログにもあったよう(注2)に、トニーのリムはネックまで響いているようで、弾いていてとても気持ちがいい』

『あの響き感を体験するともう病みつきです。』


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   注2: 「トニー・パスのインタビュー (5) 」のことです。


音は現状でも気に入っているけれど、このレコーディングキングでも、ネックまで響いているような感じを味わえることを期待して、トニーのリムへの交換を決められたようです。

トニーのリムにつけかえたレコーディングキング・バンジョーを、先週末、●●さんの元へ返送しました。すると、早速月曜の夜にメールをいただきました。全体が馴染むのはまだもうしばらく先だと思いますが、現時点でも、かなりいい感触とのことです。

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●●さんのコメントは、プレーヤーからの貴重な意見として、これからも折に触れて紹介させていただくつもりですが、今回は特に、非常に貴重なご意見をいただいたので、それをこの場でご紹介したいと思います。

それは、スコットからの、「これまでのステリングとは別物だということを忘れずに、弾き込んでいってください」というアドバイスに対するコメントでした。


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『スコット氏の言われたステリングとは別物というのは全くその通りだと思います。

3台ともリムが同じ仕様になって改めて個々の違いが明確に感じられます。トニーパスのリムは、リムの個性が音を作るのではなく、あくまで中庸であり、トーンリングや他の、本来そのバンジョーが持っている音そのものを最大限引き出しているように思います。』


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“言い得て妙”というのは、こういうことを言うのでしょうか。このコメントをスコットに伝えると、「そう! それが、僕がずっと前から皆に伝えようとしていることなんだ。100パーセント、●●さんに同感だ。」と大きくうなずきました。 (おぉっと! ごめんなさ〜い! 私、仕事をちゃんと果たせてなかったんですね〜。 )

改めて、スコットからのメッセージです。


 『トニー・パスのリムを搭載したバンジョーの音を聴いている時、皆さんの耳に聴こえているのは、“トニーのリムの音”ではありません。皆さんが聴いているのは、トニーのリムが引き出した、そのバンジョーの音なのです。

トニーのリムをつければ間違いなく変化を感じていただけると思いますが、それまでの音とは異質なもの(方向性の違う音.)に変わる、ということではありません。

そのバンジョーにもともと備わっていた能力や個性、今まで活かされていなかったものを、ローポジション〜ハイポジションまですべての音域においてバランスよく引き出し改善するのが、トニーのリムの魅力なのです。』





なるほど。。。




ふむ、ふむ。。。





ということは、トニー・パスのリムというのは、









優れた黒子ってわけなんですね!! 


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おふざけはここまでにして。。。

●●さんは、リム交換前もこのレコーディングキング・バンジョーをすごく気に入っていてくださって、ステリングよりも弾いているというお話を伺っていたのですが、今回、次のようなコメントをいただきました。(到着後2日目にいただいたメールですので、まだ充分に弾きこ込まれる前ですが)


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『早速弾いてみたところ、いきなりトニーパスリムのあの響きが感じられました。ステリングの時は少し弾き込んでからうわさのBAM!(注3)が起きたのですが、最初からいい感じです。この上あのBAM!が来ると思うと、もう弾きっぱなしになりそうです。

交換前もそれなりに鳴ってはいましたが、各弦それとポジションでバランスしてない様なところがありましたが、このリムは本当にすべてに於いてバランスが良いと改めて感じます。リゾネーターからの音の振動が腹に伝わってきます。トーンリングがストレス無く鳴っているのがよく分かります。サスティーンがすごいです。』


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   注3:BAM!が何だか分からない方は → クリック

BAM!の現象が起きたら、どんな音に変わったのか、また●●さんに感想送ってもらいたいですね。


ちなみに、この●●さんのバンジョーは、一般の方が手にするものとしては、トニー・パス・リムが搭載されたレコーディングキング・バンジョー第1号、ということになります。こうした改造も、レコーディングキング・バンジョー・カスタムショップJAPANで取り扱っておりますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。(R)

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コメント(2件)

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いやーっ、早くこないかなぁ。発注中のトニーパスさんのリム。もう楽しみで仕方ないっす。セットアップもお願いしてるんでスコットさんをせかしてるのかな?これって。どうぞ時間は兎も角納得行く仕事をして下さいね。
中●
2008/04/09 22:16
スコットは急かされても動じません。(笑) 

トニーもスコットも、どのお客様の仕事に対してもきちんと仕事をしていますから、どうぞ安心して待っていてくださいね。
R
2008/04/09 22:55

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