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zoom RSS クラロウォルナット

<<   作成日時 : 2008/03/25 12:15   >>

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「ウォルナット事情」という記事をアップして以来、ウォルナットバンジョーに関して何件かお問い合わせをいただきました。お客様からのご質問についてスコットと話している中で、(R)は初めて「クラロウォルナット」という名のウォルナットのことを知りました。「そんなの知ってるよ〜」という方もいるでしょうが、(R)のように知らなかった方のために、ちょこっと紹介しておきますね〜。

バンジョーに使われているウォルナットの大半は、「ブラックウォルナット」というウォルナットで、アメリカの東部に分布しています。「ネックを作れる条件が揃ったウォルナット材を見つけるのは難しい」というのはすでにお話しましたが、その中でも特に入手が困難なのは、西海岸に分布する「クラロウォルナット」と呼ばれるものなんだそうです。ブラックウォルナットよりも木目模様が複雑・個性豊かで、先日お話した銃床としてひっぱりだこなのも、主はクラロウォルナットなんですって。

画像


参考資料

・「村山企画」のHPより

  クラロウォルナット
  ブラックウォルナット

・「DIY銘木ショップ」のHPより

  クラロウォルナット
  ブラックウォルナット


ブラックウォルナットのほうは、先日の記事のとおり、ネック用の素材を日本国内で調達できることもあるのですが、クラロウォルナットは、まず無理だと思います。でも、デザートローズ楽器では、このクラロウォルナットのネックを使ったバンジョーもこれまでに製作してるんですよ。

画像


  その1 → クリック

  その2 → クリック

    3月26日 補足です
    クレイジーで美しい木目が見られるクラロウォルナットですが、
    残念ながら、そうした部分はネックには使えません。また、
    フレイムがびっしり入った箇所も避けることがあるそうです。
    これについては、ブラックウォルナットも同様です。
    保管環境が悪いとネックの変形が起こりやすいのは、フレイム
    メイプルも同じですが、メイプルほど硬くないウォルナットは
    特に管理を気をつける必要があるそうです。(スコットが、
    「でも、心配し過ぎる必要はない。普通に気をつけるべき
    ことをちゃんとやってれば大丈夫ですよ」と付け加えました。)
  

    フレイムについては、2007/11/19 の記事
    「冬の乾燥対策(2) 【楽器に使われる木材について】 」
    をご覧ください。


「日本国内では手に入らないのに、どうやって手に入れたの?」と思われるかもしれませんが、当然のことながら、材をアメリカから直接輸入しました。しかし、この輸入に関してはスコットも(R)も一生忘れられないとんでもない思い出があります。

ある日、(R)が自分の店で仕事をしていると(注:(R)は自分の本業を持っています)、クロネコヤマトのお兄さんが顔を出しました。接客中だった(R)は、「すみません。どこでもいいから置いておいてください」と言ったのですが、配達のお兄さんは、怖い顔でポツリと一言いいました。

 「。。。ひとりじゃ運べないんですけど」  

「一体、スコットは何を注文したんだ???」と思いながら、お兄さんの後についていくと、車の中にはなんと巨大な木材が乗っていました。2人でなんとか店に入れましたが、それはそれは重たくて重たくて、か弱い(?)(R)なんて途中で「もうダメ、もうダメ。無理、無理。手、離しちゃうよ〜」と考えたくらい重かったんですよ。

店の中に入れたはいいけれど、壁に立てかけたら天井まで届くほどの大きな木材。痛みで動かなくなった指を見つめているうちに、ふつふつと怒りがこみ上げてきた(R)は、すぐさまスコット電話をし、「なんでこんな物、買ったのよぉぉ。一体、どこに置くつもりなわけ?」と文句の連発。でも、スコットは、なぜ怒られているのか、皆目分からない様子。「とにかく、すぐに店に来い!」と(R)に怒られてかけつけたスコットも、ウォルナット材を見て口をあんぐり。。。 彼が注文したのは、小さなサンプル材だった、っていうんですよ。

即、家へ戻り、相手方に送った注文ファックスを確認しても、確かに注文したのは小さなサンプル材でした。そこで相手に電話をしてみると、注文したサイズの10倍のものを勝手に送ってきたと判明。(しかも、その額をちゃっかりクレジット請求!!) ギョエェェェェェ〜 高価なウォルナットの金額を上回る送料なんて、笑える話じゃありません。特に当時はまだ、その後に独立して本格的にバンジョーを製作することになるなんて思っていなかった時期ですから。

相手は非を認めたのですが、困ったことに、日本からの送料はアメリカからの送料よりさらに高くつくので、送り返すこともできず。。。(涙) 話し合いの末、結局、相手方がウォルナット代を負担、こちらが送料を負担ということで折り合いました。

当時まだ会社勤めだったスコットは工房がなかったので、行き場のない巨大なウォルナットは、(R)の店の壁に数ヶ月の間デデ〜ンと立てかけられていました。(笑) SUMI工房の鷲見さんが工房へ持って行ってくださって、ようやく(R)はこのウォルナットから解放されたのですが、今になって「そうか、あれがクラロウォルナットだったんだ〜」って感じですし、あのときのウォルナットが、こうしてバンジョーに使われているのを見ると感無量です。

教訓。もう絶対にあの業者は使いません!!   (R)








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